東京フォト日和

日本橋の日本橋

首都高速に覆い被されて日本橋の景観が最悪なのは有名な話。仕事で何回か通ったことはあったけどじっくり見たことはなかった。なるほど、首都高を外して撮影するのが困難なくらい見事に隠れてます。昔の東京都のマークを抱えた狛犬？のようなオブジェが悪魔に見えた。

後から造ったのだと思うけど、脇から階段で少し降りれるようになっていて、そこから橋の全景を見ることができる。橋の上は平日ということもあって人の往来が激しいのはもちろんのこと、車の勢いがすごくてじっくり鑑賞しようという雰囲気ではない。その後、日本橋室町町を通って神田方面に歩いた。

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紫陽花の季節

あと２、３日で梅雨入りだろうか。たまに太陽が顔を出したかと思うとすぐに引っ込んでしまい、気分も滅入ることが多い。そんな日は公園に出かけようということで、いつもの新宿御苑まで。歩いていると所々咲いている紫陽花に人が群がっていた。

新宿口から日本庭園に入り、さらに池の端を歩きながらてくてくと歩いた。森の香りというか木のパワーみたいなものを感じると、ちょっと元気も出てきた。公園を一周しようというくらいにカシワバアジサイという白くあまり見かけない紫陽花を発見。やはり公園歩きは楽しい。

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都電がある街

大塚駅は都電とJRが乗り入れできる駅の中の一つ。大塚駅から都電沿いに早稲田方面へ歩いてみて気がついた。JRの場合は大抵は線路沿いに道があって電車と平行して歩くことができるのだが、都電の場合はそれができない。古い住宅の中、線路を挟んで行ったり来たりするうちに迷ってしまう。

洗濯物が干してあるすぐ隣を都電が走り抜ける。路地をうろうろしていると突然踏切が現れてカンカン鳴りだし慌てて避難したり、道なりに進むといつのまにか都電は遠くなってしまったり思い通りに進むことは難しい。都電がつくる生活はゆっくり進んでいる。

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中落合のアトリエ跡

下落合の駅から聖母病院へ行く坂を上っていくと佐伯公園の案内表示がある。住宅街の細い道を入っていくと、本当に公園があるのか不安になる。それでも進むと大きくはない敷地の中にいくつもベンチが見える。木立の中に古い木造住宅がひっそり建っていた。

そこは大正時代の洋画家である佐伯祐三の旧居跡で、新宿区が管理しているらしい。いわゆる公園というよりは“お庭”な感じが落ち着く。こんな場所だからあまり人も来ないのではないかと思っていたが、次々と見学者らしい人が入ってきた。

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中野区大和町の辺り

高円寺北口から真っ直ぐ歩き、早稲田通りを過ぎると中野区大和町。今回は都立家政の駅から逆に歩いてみた。路地のような細い道がいくつも重なっていて、同じ道をもう一度歩けと言われても絶対無理っていう感じ。八幡神社に行きたかったのに通り過ぎてしまった。

気がつくと早稲田通りに出てしまったので、戻るのはやめてそのまま高円寺方面にフラフラと歩く。天気はいいけどギラギラした太陽はなく空は淡い青。上ばかりみて歩いてたら高円寺駅前には吸い込まれるように出た。

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